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造園業とは?

職人を募集するにあたり、造園業である「庭悳みやび」がどんな仕事をしているのか?代表である私はどんな人物か?が少しでも伝わればとここにページを設けました。造園業に就きたいと考えている方には是非ご一読していただき参考にしてもらえたらと思います。

造園業ってどんな仕事?

 

まずはどんな仕事かという説明になりますが、これはなかなか説明が難しくはあります。同じ造園会社といっても会社個々で仕事の内容は全く違うといっても言い過ぎではありません。職種自体が違う・・・という場合もあります。

個人の植木屋さん

まず個人で造園業を営まれている場合(1~3人くらいが多い)、主に個人宅の庭の手入れが仕事になっているケースが多いと思います。すでに幾年にも渡り付き合いのあるお客様を大事にし、お庭を管理していく。正直、会社も大きくなりませんが、小さくもなり辛いです。細々かもしれませんが確実に食べていくスタイルで、仕事もやりがいがあり、職人としての腕も求められる仕事ですね。安定型で伝統を重んじる傾向があるのも特徴です。ただデメリットとしては「新しい仕事」や「業務拡大」には不向き。営業もほとんどかけません。営業力に乏しいため庭造りなどの工事仕事も少ないですね。会社によっては一年の中で閑散期があり、アルバイトの方には休んでもらっている場合もあります。

 

大きな造園会社

造園会社の大手と言えば、ほとんどが監督会社ですね。基本的には下請け業者を使い、大きな現場をこなすスタイル。大手の建設会社の子会社になっている会社も多いです。この場合、「庭師になりたい」と思う方には全く不向き。仕事のほとんどは公共と大手民間企業の大きな仕事の監督です。メリットとしては給与が安定していること、大きな公園などを管理、新設したときなどの達成感があります。下請けさんを使って工事するといっても自らが陣頭指揮をとり、大きな仕事を成し遂げたときの達成感は半端じゃありません。デメリットとして、職人にはなれないこと、ほとんど普通のサラリーマンであることですかね。あと残業とか結構多いです。

 

中堅の造園会社

造園業に就こうとするとき、この「中堅会社」を希望する方がほとんどではないでしょうか?そして就職先の選考としてこの「中堅会社」が一番難しいところなのです。大体5~15人くらいで営業している会社が多いと思いますが、個人の植木屋さんと違うのは会社拡大の意志が強いというところ。まぁ会社なんだから当たり前なのですが。仕事の内容としては個人宅の手入れなども請け負いますし、平行して工事や公共、企業の仕事など多肢にわたります。よって覚える事が多く体力的にハードというケースがほとんどですね。ただやりがいは結構あります。給与もそれなりに安定していますし、いくつかの班に分かれて現場を分担しますので職長クラスになれば責任も当然ありますし、達成感もあると思います。一番気を付けたいのは、造園業として入社したのに一年の大半を草刈りや企業さんの刈込仕事だけで終わってしまうという悲惨な会社もあります。当然、職人としての腕つかず、単純作業の繰り返しになってしまいやりがいも何もありません。以前、2年間ほぼ草刈りしたやったことのない人もいました^^;

面白いのはこういった会社の場合、「サラリーマンとして安定していればいい」という会社員から「庭師になりたい」という職人気質の会社員までいるということ。個人の植木屋さんの中にサラリーマン安定型を求めても仕方がありませんし、大手造園会社の中で職人は必要とされません。しかし中堅会社に限ってはどちらも会社が必要とするんですね。ただ安定したい人と、一人前になりたい人ではモチベーションが違ってきますので、そこは経営者だったり会社の雰囲気でバランスがとれていないと人間関係が上手くいきません。

 

庭悳みやびとは?

さて、それでは働く側からみた庭悳みやびとは?という話になってきます。2015年5月に立ち上げたばかりですが、おかげさまで立ち上げから現在2016年9月まで暇な時が一度もありません。とてもありがたいことですね。感謝。

当社の仕事内容ですが個人邸の手入れ、企業様の緑地管理、庭造り、この三つがほとんどですね。スタンスとしては一軒一軒のお客様を大切にするスタイル。会社として例えば「金額が安い細かい仕事はやらない」とすれば、絶対に良い職人が育ちません。職人さんには採算ではなく、自分の仕事に誇りと拘りをもって仕事をしてもらいたいと考えます。そしてお客様や庭、庭木を大切に考えない会社の仕事は楽しくありません。正直に言わせてもらうと私は公共の仕事があまり好きではありません。理由は「誰がやっても同じ」だからです。例えば街路樹をとても景観良く剪定したとしても、翌年は全く別の業者がブツ切り剪定。。。そして数年後には枯れ枝が目立つようになります。誇りも拘りもあったもんじゃありませんし、公共の仕事ばかりをやっている職人さんははっきりいって腕も上がりません。良い職人を育てるには庭仕事に対し、誇りと拘りをしっかりもって挑んでもらうこと。そしてそれが結果的に「楽しい」に繋がる。僕はよく人に言います 「造園業ほど楽しい仕事はない。なんで今の若い人たちはこんなに楽しい仕事を放っておくのか?」と。食べていくこと、家族を養っていくこと、人生のほとんどの時間は仕事で費やされてしまいますね。だったら仕事を楽しまなければもったいないです。造園業はマイナーな仕事ではありますが、健康的でありしかも自然派で伝統や文化も学べる数少ない「楽しい仕事」です。ぜひ、これから仕事を探すという方々には「楽しい仕事」を念頭に考えてもらえたらと思います。

 

将来性について

よく植木屋は独立しやすい職種として紹介されていますね。理由として3年ほどで覚えられる、鋏と脚立と軽トラックがあれば始められるなんて書かれております。これは全くの間違い。独立して1本でやっていくのにこれほど難しい職種はないのではないでしょうか?造園業とは剪定にしても庭造りにしても芸術性と伝統を兼ね備えていなければ成り立たず、とても数年の修行で・・・鼻で笑ってしまいます。3年でなれるのは草刈り屋さんとシルバー人材センターのような何でも屋さんであって、間違っても庭師ではありません。私自身、自分でも言うのもなんですが「才能がある方」だと思って10年やってきましたが、この仕事の奥深さを知る度にまだまだ「ヒヨッこ」と感じてしまいます。正直、「造園なめんなよ」と思いますね。

ただやる気があれば独立は決して夢ではありません。それは「簡単」だからではなく、「現職人の高齢化」です。これは造園業だけに限ったことではありませんが肉体労働に従事する若者が減っています。そういう意味では競争が少なく、独立しやすい職種と言えるとは思います。ただ気を付けたいのは修行する会社によっては独立を心良く思わず、潰しにかかるケースもあります。ここは他の建設業と大きく違うところで、業界シェアが狭い分、閉鎖的でやり辛いところがあります。造園業に就く場合、将来独立を目指すならばその旨を入社時に伝えたり、または社長さんの考え方を知っておく必要があると思います。ちなみに私の場合、自分が退社することにより会社にはとても迷惑をかけました(戦力減という意味で)が、社長さんはとても大きな器で送り出してくれました。今でも会って相談したりができる関係です。ありがたいですね。

 

庭悳みやびでの将来性

私の場合、逆に「独立したい」くらいの気持ちが欲しいです。それくらいの気持ちがないと楽しい仕事はできません。10年修行したら出てってもらうとか(笑)。まぁそれは冗談ですが、私の目指すスタイルは10年くらい修行してもらう、その間に次の職人さんも修行、一人独立、次の職人がまたその次の職人を育てる・・・の繰り返しです。次の職人を育てることも大切な勉強となります。そして独立していった職人さん達とは横のつながりで仕事を持ちつ持たれつです。独立して少人数または一人親方としてやっていくには開業当初は必ず仕事に困りますし、仕事があっても大きな仕事や庭造りは一人では難しいケースもありますので独立していった人たちの中でネットワーク、助け合いが構築できればと考えます。ですので将来独立したい人大歓迎なんですね。現在でも僕の下で修業したわけではありませんがお知り合いになり、独立開業している方を2名、全力でバックアップしています。仕事をあっせんしたり、名刺やチラシ、HPの作り方など営業方法を伝授したり、または個人事業主としての会計や労務の相談など。冷静に考えてみると同地域で商売敵を育てているようなものなのですが・・・造園という狭いシェアでそんな小さいことを言っていても仕事は楽しくありません。お互い協力できるところは協力し、時には切磋琢磨していけばよい。目先の利益に拘ってばかりいると周りからは後ろ指をさされ、やがては一般ユーザーにもそれが伝わります。

結局なにが言いたいかと言いますと、庭悳みやびでは本人が望めば独立するための修行も包み隠さず行えるということ。出し惜しみせず、造園で食べていく方法をなんでも教えてあげます。

これから造園業に就かれる方へ

先にも書きましたが造園業は現代において稀にみる「楽しい職業」です。インターネットの掲示板や相談サイトなどでは「体がきつい 給料が安い 汚れる 将来性がない」などと書かれているのを見かけたりしますが、それはどんな仕事でも同じで、務める会社次第です。楽しくやりがいのある仕事をしている造園会社は確かにあります。

私の場合ですが、私は庭のないマンションで育ちました。よって庭師という存在など全く知らずに育ったんですよね。ただ小さい頃から動物、植物、自然が漠然と好きで、勉強は出来ないが理科だけは得意な子供でした。そんな自分に合う仕事なんて想像もできず、小学校の文集の将来の夢には「ムツゴロウ王国で働く」なんて書いてあります。しかし、27歳の頃転機が訪れます。事情がありその頃転職を余儀なくされ、たまたまハローワークにて造園という仕事が世の中にあるのを知りました。その時は「こんな楽しそうな仕事があったのか」と目から鱗だったのを覚えています。そして迷うことなく二つの造園会社の面接を受けました。一方は住宅会社の下請けやエクステリアに強い会社、もう一方は急成長中のマルチな会社でした。その当時、造園会社の良し悪しなどわかるはずもなく、たまたま急成長中の会社に入社することに決めました。後から思えば面接時の社長の魅力に魅かれたのかもしれません。その会社では本当にいろいろな仕事をさせてもらいました。時には造園とあまり関係のない仕事などもありましたが、今となってはその全てが私の礎となり、とても良い経験をさせてもらったと感謝しています。そして保守的な会社ではなかったのも良かったですね。例えば庭造りにおいて、新しいデザインや施工方法など、従業員の意見をよく取り入れ、そして実践させてくれました。おかげで腕も上がったと思いますし、何より新しいことにチャレンジしていくという生産的な考えが身につき、またそうやってスキルアップしていくことが楽しくて仕方がありませんでした。毎日、毎日仕事が楽しくて、そりゃあ失敗して怒られることもありましたし、職人として伸び悩むこと、会社員としてのプレッシャーも当然ありましたが、辞めたいと思ったことは一度もなく、ただ楽しいの一言でした。

やがて、ある程度の技量を身につけた時、「こんなに楽しくやりがいのある仕事は他にはない。もしかして親方になったらもっと楽しいのでは??」という欲求にかられるようになりました。そして2015年5月に独立開業。自分が経営する側に立ってみると雇われていたときにはなかった悩み、プレッシャー、事務仕事・・・などただ仕事を楽しんでいれば良い、というわけにはいかなくなりました。しかし!やはり思っていた通り、自分で1から10まで仕事ができる楽しさはありました。大変なことももちろんありますが、楽しさ10倍でお釣りがきます。やっぱり独立して間違いじゃなかったとしみじみ思います。そして次の「楽しさ」が「この楽しさを若い人達にも伝えたい」なんですね。本当にこんなに良い仕事はなかなかありません。私は自分の子供に胸を張って「お父さんは庭師なんだよ」と言います。しかも自慢げ。ぜひ、若い人たちにも自分に誇りが持て、そして家族に誇れる仕事を選んでもらいたいと切に願います。

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ごあいさつ

庭悳みやび 代表 富士 エクステリア 造園

代表 木内剣吾

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。

庭悳みやび は 生活110番「ハチ駆除」ジャンル「伐採」ジャンルに掲載しています。